2009年06月21日

教室プローベ(きょうしつぷろーべ)は手術で

教室プローベ(きょうしつぷろーべ)は手術で切り取られた臓器・腫瘍等について、研究や教育を目的として、医学部の講座で行われる病理診断のこと。

教室プローベは病理医や外科医等が用いる言葉。医学用語ではない。「大学の病理学教室で行う病理標本のprobe(探索)」といった意味合いである。戦前後に始まったとされるが定かではない。現在活躍している病理専門医の多くが教室プローベで病理診断を学んだ経験がある。
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教室プローベは2種類が知られている。病理検体を医療施設(病院や診療所)から直接運び、病理学教室で病理標本作製工程のすべてを実施する方法と、登録衛生検査所で病理学的検査として病理検体から病理標本を作成し病理学教室に運び込む方法がある。

教室プローベは医療機関や登録衛生検査所からの病理診断の下請けであり、診療報酬の評価を受けることができないという側面がある。医療としてみた場合には病理診断という医行為を医療機関ではない医学部病理学教室で行っていることになる。また病理医教育の側面があったとしても教室プローベは医業であり病理診断を行う医師は診療所届出が必要となる(医療法第5条または第8条)。
2008年4月からは病理診断科が標榜診療科となり、診療報酬点数表においても第3部検査の病理学的検査は第13部に移り名称も病理診断となった。教室プローベを病理診断科に移行する作業が必要となった。病理教育とくに外科病理学の教育のあり方は今後様変わりする。

2009年06月02日

明治から第二次世界大戦

明治6年、ウィーンで開かれた万国博覧会に日本刀を出品。国際社会に日本人の技術と精神を示すものであった。しかし廃刀令以後は新たな刀の需要は殆んどなくなり、当時活躍した多くの刀鍛冶は職を失った。また多くの名刀が海外に流出した。それでも政府は帝室技芸員として、月山貞一、宮本包則の二名を任命。伝統的な作刀技術の保存に努めた。

一方で西南戦争における抜刀隊への評価から、日本陸海軍が将校の主要兵器として軍刀を採用し続け、サーベル様式の軍刀拵えに日本刀を仕込むのが普通となり、さらには日露戦争における白兵戦で近代戦の武器としての日本刀の有効性が確認され、また昭和に入り国粋主義的気運が高まった事から、陸海軍ともにサーベル様式の軍刀拵えに代わり鎌倉時代の太刀拵えをモチーフとした、日本刀を納めるのにより適した軍刀拵えが開発された(しかし同時に、軍刀として出陣した古今の数多くの刀が戦地で失われることともなった)。

満州事変以後、軍造兵廠や一部の各機関の研究者は拵えだけでなく刀身においても兵士の装備としての可能性を追求した。例えば満州の厳寒に対応した「振武刀」や海軍が使用したステンレス鋼の日本刀(「耐錆刀」)など、各種の軍刀が研究された。日本刀の材料・製法を一部変更したものから、日本刀の形態を模した工業刀に至るまで、様々な刀身が試作・量産された。これら特殊軍刀々身は「昭和刀」「新村田刀」「新日本刀」などと呼称され、物によっては従来の日本刀よりも(俗に名刀と呼ばれる刀であっても)武器としての資質において勝るものも数多くあったという。粗悪品だったという俗説も未だ根強いが、これらはあくまで悪徳業者の販売した粗悪刀等で、一部を除き(初期や末期には粗悪品が見られる)妥当な評価ではない。鋳造説、造兵廠製刀身は粗悪品説に至っては論外である。これらは将校准士官(軍刀初め軍装品類は私物として自費購入であった)には安価で惜しげなく使える刀身として重宝され、下士官兵には官給軍刀(九五式軍刀等)として支給され、大量に実戦投入された。
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本来の「戦いの武器としての日本刀」という観点では、各特殊軍刀々身は近代技術を取り入れらて完成された日本刀となり、肝心の実用性に於いては究められたものの、見た目の美的要素は皆無な物が多く(関の半鍛錬昭和刀の様に双方を兼ね備えた物もある)、今日では製造方法の上からも、日本刀の範疇には含まれない事にはなっている。しかし最近になり、刀剣界では今まで見向きもされなかったこれらの軍刀にも人気が出てきており、同時に研究家や収集家の新たな発見や偏った俗説の否定等、再評価の声が高くなっている

2009年04月30日

伊飡

新羅(しらぎ[1]/しんら/シルラ、紀元356年[2]- 935年)は、古代の朝鮮半島南東部にあった国家。新羅、半島北部の高句麗、半島南西部の百済の3か国が鼎立した7世紀中盤までの時代を朝鮮半島における三国時代という。

7世紀中ごろに朝鮮半島をほぼ統一し、高麗、朝鮮と続くその後の半島国家の祖形となった。
『三国史記』の新羅本紀は「斯蘆国」の時代から含めて一貫した新羅の歴史としているが、史実性があるのは4世紀の第17代奈勿王以後であり、それ以前の個々の記事は伝説的なものであって史実性は低いとされる。

3世紀ごろ、半島南東部には辰韓十二国があり、その中に斯蘆国があった。辰韓の「辰」は斯蘆の頭音で、辰韓とは斯蘆国を中心とする韓の国々の意味と考えられている。新羅は、この斯蘆国が発展してが基盤となって、周辺の小国を併せて発展していき、国家の態をなしたものと見られている。

『太平御覧』で引用する『秦書』には、377年に前秦に初めて新羅が朝貢したと記されており、382年には新羅王楼寒(ろうかん、ヌハン)の朝貢が行われ、その際に新羅の前身が辰韓の斯盧国であることを前秦に述べたとされる。この「楼寒」については王号の「麻立干」を表すものと見られ、該当する王が奈勿尼師今に比定されている。この記述から奈勿尼師今の即位(356年)が新羅の実質上の建国年とも考えられている。

また、広開土王碑や中原高句麗碑により、時期によっては倭や高句麗によって一定の支配を受けていたことも明らかとなっている。

当初は様々な書き方をしていたのを6世紀に正式に「新羅」という表記に統一した。

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6世紀中頃に半島中南部の伽耶諸国を滅ぼして配下に組み入れた。唐が660年に百済を、668年に高句麗を滅ぼした時には、新羅は唐を支援し唐軍とともに戦ったが、その後、百済の旧領の全土と高句麗の南半分から唐軍を駆逐し朝鮮半島をほぼ統一した。首都はほぼ金城(現在の慶尚北道慶州市)にあった。9世紀末には新羅の国力は衰え、百済・高句麗の再興を図る勢力が出て後百済・後高句麗との鼎立による後三国時代となり、最終的には後高句麗から起こった高麗に帰順して新羅は滅亡した。

新羅の歴史は、『三国史記』新羅本紀・敬順王紀に記されるように、始祖から第28代真徳女王末年(654年)までを上代、第29代武烈王(金春秋)即位から第36代恵恭王末年(780年)までを中代、第37代宣徳王から滅亡までを下代と分類する。

2009年04月15日

アイスランドの歴史

アイスランドは元々無人の島だった。紀元前300年頃に古代ギリシア人によって発見されていたという記録がある。古代ギリシア人のピュテアスと言う学者が、現在のノルウェー海まで航海をし、その海洋にある「トゥーレ」と言う島を発見したとされているが、これがアイスランドであるかは定かでない。中世には、ウルティマ・トゥーレと呼ばれ、アイスランドやグリーンランドの様な地域は、漠然に極地、北の果てと呼ばれ、ヨーロッパ人からは存在すら忘れ去られていた。

初めてここで越冬したのはヴァイキングのインゴルフル・アルトナソンだといわれている。このとき彼が「氷の土地」と呼んだのが国名の由来とされる。

870年頃から植民開拓が始まり、930年までにノルウェー人(ノルマン人)と、スコットランドおよびアイルランドのケルト人等が中心となり、およそ2万人が移住した。

930年に全島の調整機関として世界最古の近代議会であると言われるアルシング(オルシング、アルシンギとも言う)が創設され植民は終了した。初期のアイスランドは定住地域ごとに自治が行われ、国王の君臨する他のヨーロッパの国とは異なっていた。

985年、赤毛のエイリークがグリーンランドを発見する。

992年(実際は1000年頃)にエイリークの息子レイフ・エリクソンが北米に渡る。以後僅かながらの北米への植民が行なわれた。

10世紀後半にはアイスランドからグリーンランドへの植民が行われた。

1000年頃、オーディンを主神とするそれまで多神教(北欧神話)に代えてキリスト教を国教に定める。

13世紀にはノルウェーの介入を誘うことになる。

1241年、スノッリ・ストゥルルソン暗殺。

1262年にはノルウェーの事実上の植民地となる。

1380年にノルウェーとともにデンマークに帰属。

1550年、デンマークの強制により新教ルター派に改宗。

外国による支配、ペストの流行、飢饉、1783年のラキ火山噴火などで人口が大幅に減り、困窮状態に陥る。しかし、18世紀半ば以降さまざまな産業が興り、回復へ。

1874年に自治法が制定され、1904年自治を達成。

1918年、デンマークと元首と外交を共通にする連合国として独立。アイスランドは、わずかの期間ながらデンマークを宗主とする「アイスランド王国」となった。

第二次世界大戦中、デンマークがナチス・ドイツに占領された後イギリスが占領。その後アメリカ合衆国が統治。

1944年にデンマークから分離。同年6月17日に共和国として独立を宣言し、初代大統領にビョルンソンが選出された。

1947年、アイスランド最大の火山であるヘクラ火山が大爆発を起こし多くの死傷者を出した。この事件は当国の作曲家レイフスが曲にしている。

1958年、主に英国との間にタラ戦争勃発。アイスランドが設定した領海・漁業専管水域をめぐる争い。アイスランド側の主張がほぼ認められ、1976年までにアイスランド側の勝利で終結。

2006年、米国による国土防衛が終了し、米軍基地が閉鎖。

2008年、米国に端を発した世界金融危機のあおりを受け、主要銀行が破綻し、国有化される。カウプシング銀行は国有化後、債務不履行に陥り、国家経済は危機的状態に陥る。

とまま 月の微笑 アテンポ アトゥドア トリビュ ブイWEB イアリン リスト タンザ マルチ ティック ガーナ デジャブ ぴっこ エミュー レーター マルク レンジャー チータ リーシム タカス イミング チャー オペレ トサミズ イチョウ ワラント ギアサン ミヤマ 一意専 ツァーリ テーマ ネメシア チャック プラグ フレンドリー キープトコ えいち リユース パラソル みるいろ ミル スキーヤー ダイウェブ フリータ カツラ ブラジル レジデント パテ シマル


2009年03月31日

横綱昇進と「栃若時代」

1954年(昭和29年)5月に14勝1敗の好成績で大関では2度目、通算では3度目の優勝を果たす。この当時横綱審議委員会の連続優勝に関する内規は成立しておらず、諮問されたが見送られる。当時すでに東富士、千代の山、鏡里、吉葉山の4横綱がいたため、前例のない5横綱時代が実現しかねなかった。翌9月場所は初日黒星ながらその後は白星を順調に積み重ね、連続優勝しそうな気配だったが、下手をすると今度も見送られる可能性があった。だが、東富士が14日目に突然自ら引退を申し出た。同じ江戸っ子力士同士通じ合うものがあったのだろう。栃錦もすぐに付き人を使者に立てて、自分のために引退しないようにと願ったが、東富士もそういう栃錦だからこそ後事を託すに足ると感じたかもしれない。
サクソニ ルンバー ソブー ミルク てやり ライフ レビス 待ちぼう マジシャン 青春 オーバ フェー スクリュー ディトム チグリ ファーレ レギュレ レゾナ クホス フェムド オタク サテュロス マキシ るもい ステッチ チヂミ ボート トップ ジャッ 大同情報 ジュラル ストロ カバオ ルビー ブロー キング イラマチオ 月夜の オブシデ ジップ ギモーブ マッチ 幸運快適 つる菜 ラナイ メコン リイシュー スラッシ ローテー だて

そして、栃錦は千秋楽に吉葉山に勝ち14勝1敗で連続優勝を決め、場所後に第44代横綱に昇進した。結果的に東富士の引退と栃錦の横綱昇進は重なることになり、「一瞬の5横綱時代」とされている。番付面で5横綱が並ぶことは現在までないが、まだ髷を落とす前の東富士を交えて、5人の横綱がそろった写真が数枚残されている。

横綱昇進を果たした夜、師匠から「今日からは毎日やめる日のことを考えて過ごせ」とさとされた。横綱になったその日のうちに引退の話をされ、さすがに驚いたというが、そういう春日野は3場所連続優勝の後で突然身をひいてしまった人物である。その教えは重く受け止めた。

若い頃、部屋は違うが同門の弟弟子千代の山が自分より若いにも関わらず出世で追い越され、一時期千代の山との稽古を嫌っていた。しかし師匠に「そういう力士と稽古しないでどうやって追い越すんだ」と言われてからは、千代の山との猛稽古を展開した。後に千代の山の息子が歯科医になった時には「儂は昔千代の山との稽古で歯をやられたから儂だけは安く診てもらわないとな」と笑っていた。千代の山自慢の突っ張りを何発も顔に当てた影響で早く歯を失なったらしい。元千代の山の九重が一門から破門されても決して険悪にはならず、後に理事長として役員待遇を新設した際には九重を指名した。

昭和34年7月場所では14日目に優勝を決めたものの、その日の晩に祝宴に駆けつけようとした父親が交通事故にあい死亡するという悲運に見舞われた。しかし翌日の千秋楽に若乃花を破って全勝優勝を決め、亡父への手向けとした。最後の優勝となった昭和35年1月場所では、この年からエール・フランス航空が毎年、初場所の優勝力士を欧州に招待することになり、栃錦は武藏川とともに渡欧した。

若乃花とは昭和26年5月場所の初対決からいきなり激しい攻防の大熱戦を演じ(この初対決は若乃花の勝ち)、以来常に熱戦、好勝負を演じ続けてきた。昭和28年3月場所にはあまりの大勝負に栃錦の水引が切れて髷がほどけ、しばらくそのまま取組を続けたが動きが止まったところで行司が待ったをかけ、土俵下でとりあえずの髷を結って勝負再開、大熱戦の末に栃錦が勝った。栃若の対戦となれば水入りは当たり前、激しい技の打ち合いとしのぎ合いの連続は観衆だけでなく、当時日本に登場したテレビを通して全国のファンを熱狂させた。小さい体で大兵肥満の力士たちをなぎ倒す二人の姿に、敗戦から復興に向けて立ち上がる日本の姿を、そして自らを投影した人々は多かった。土俵狭しとめまぐるしく動き回る二人の攻防がテレビ時代の到来にふさわしいものであったとも言える。この二人の対決と、それを取り巻く数多の個性的な力士たちの活躍により相撲人気は一気に高まり、今なお戦後最高と呼ばれる黄金時代となっていった。1950年代のこの黄金期を世に 「栃若時代」という。

相撲っぷりだけでなく、土俵上の立ち居振る舞いも栃錦の人気の源であった。両の歯を食いしばり気迫に満ちた仕切りを重ねる毎に肌が朱に染まっていき、立合いの時には足の親指が土俵にめり込むかのようにじりじりと腰を割り、一気に立ち上がるという栃錦の姿はファンを虜にした。
その一方で小兵のハンディをカバーするため早く立ち合おうとする余り両手をつかずに立ち上がるようになり、それが後年の立合いの乱れにつながったと指摘する人は多い。間違いなく相撲界の大功労者だが、立合いだけは唯一の汚点だとされ、栃木山は滅多に栃錦の相撲を批判することはなかったが、立合いについては「下ろさないと損だ」と注意していたという。しかし師匠に敬服していた栃錦もそれだけは譲らず、どんな先輩や識者の言う事も聞かなかったらしい。現役時は注意されてばかりだったが、理事長時代は逆に手を下ろす事を皆に勧め現在のように一般化させた。

昭和33年後半は不調で引退も囁かれたが、稽古不足で太った身体(本人は照れ混じりに「年増太りだよ」と語っていた)を逆に生かし正攻法の相撲に変え昭和34年3月場所で「奇跡」とまで言われた復活優勝を果たし、その後引退まで12勝を下回る事がない(昭和35年3月場所までの7場所間で95勝10敗、勝率9割0分5厘)という驚異の成績を続ける。

まだ現役中の昭和34年に師匠が亡くなると、前年に原則廃止されていた二枚鑑札が特例として認められ部屋を継承する。昭和35年3月場所、若乃花と史上初めて14戦全勝同士で千秋楽に対決し、敗れる。若乃花との通算対戦成績は栃錦の19勝15敗(優勝決定戦を含むなら19勝16敗。うち一回は昭和31年9月場所、栃錦の不戦勝。この場所は直前に長男を事故で亡くした若乃花が初日から12連勝したが、病気で無念の休場となった)。翌5月場所、初日から2連敗すると周囲からまだ充分に勤まると惜しむ声もある中潔く引退した。

引退後 [編集]
引退後は先代から引き継いだ栃ノ海を横綱、栃光を大関にまで育て、それ以外にも数多くの関取を育てた。年寄春日野としては、「力士とは力の紳士と書く、ただの相撲取りであってはいけない」との思想を基にした厳しい指導を行なった。本人いわくこれは現役時代に師匠から受けた指導を受け継いだものだという。審判部長、事業部長などを歴任。審判部長としては昭和44年3月場所2日目の戸田 - 大鵬戦[1]昭和47年1月場所8日目の北の富士 - 貴ノ花戦[2]といった判定を巡る歴史的な大事件に関わった。昭和49年日本相撲協会理事長の職を武蔵川親方から継ぐ。この時、武蔵川親方の娘婿である出羽海親方(元横綱佐田の山)が理事長になるまでの繋ぎの短期政権と見られていた。

しかし理事長となってからは新両国国技館への移転という相撲協会にとっての大事業に際して、これを無借金で建設する(理事長就任の際、武蔵川前理事長から「新(両国)国技館を建てるのは君しかいない」とメッセージを託されている)、椅子席観覧客の待遇を改善する、相撲茶屋制度を改革するなど、後の若貴兄弟人気につながる相撲人気の復興のための数々の改革を大鵬、鏡山(元柏戸)、出羽海(元佐田の山)、時津風(元豊山)などの若手親方を協会の要職に起用しながら推進し、現役時代を髣髴とさせる多彩な技と大きく素早い動きを見せて7期14年の長期安定政権を維持した。理事長就任当時は協会内部で主流派、反主流派の派閥争いが展開されており前述の「短期政権になる」と見られる原因となっていたが、派閥に関係なく能力次第で協会の要職に登用するなどして争いは沈静化し、「すぐに『理事長に一任します』と言われて拍子抜けするんだ」と本人が述べるほどスムーズな協会運営ができるようになり長期政権を維持する元となった。その後、糖尿病などの影響で、一時は歩けなくなるほど体調が悪化するが、これを克服。昭和60年には落成したばかりの國技館で露払いに出羽海(元佐田の山)・太刀持ちに二子山(元初代若乃花)をしたがえ還暦土俵入りを披露した。

昭和63年、理事長職を二子山に譲る。平成元年11月、11月場所の開幕直前に脳梗塞で体調を崩し、福岡市の病院で停年を目前にして平成2年1月10日死去。64歳であった。二子山理事長は記者会見で「昔の思い出がキューッと込み上げて、気持ちを落ち着かせたいんだけど…」と涙をぬぐい、共に土俵を盛り上げた好敵手の死を悼んだ。その日、日本相撲協会は黙祷などを行うことも検討したが、公私の区別に厳しかった故人の考えに基づき、葬儀を協会葬で行う以外の弔意を表す特別な行事は控えられた。

2009年03月17日

修学院離宮

修学院離宮(しゅがくいんりきゅう)は京都市左京区の比叡山麓にある宮内庁所管の離宮である。17世紀中頃(1653年(承応2年) - 1655年(承応4年))に後水尾上皇の指示で造営された。桂離宮・仙洞御所とならび、王朝文化の美意識の到達点を示すものとなっている。

修学院離宮は上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋(なかの-)、下御茶屋(しもの-)と呼び習わす3か所の庭園からなり、面積は54万平方メートルに及ぶ。各御茶屋の間には田畑が広がり、細い松並木道が各御茶屋を結んでいる。上御茶屋と下御茶屋は、後水尾上皇(第108代天皇)の指示により、1655年(明暦元年)から1659年(万治2年)にかけて江戸幕府が造営した離宮である。後水尾上皇は女中に変装して輿に乗り、造営中の離宮を自ら訪れて造営の指図をしたというが、真偽のほどは定かでない。
バポス ランパン スモーク ワード ねじめ ブルー ケチャ ゴム編み じゃっこ リッチ マリンスノ ラーマー パブコメ フェテ タリア 森の小人 ザイール パパ シエナ ユニット アセビ ムスク フォルタ メンテ ミサンガ ディス ジーンズ ニュート ブラッシ ブロック タイチュー ブルネット フラワー チュート ダブル クーチュ エアリアル スワジ 地平線 セミオート パテント 黒いカバン リンパ バトン 人魚姫 ハンドガン ラスプーチ スイン クラウト ターテー

上・下御茶屋は1884年(明治17年)、宮内省の所管となった。一方、中御茶屋は、同じ頃後水尾上皇の皇女の御所として造営されたもので、1885年(明治18年)に修学院離宮に編入された。修学院離宮は、第二次大戦後は、京都御所、桂離宮などと同様、「皇室用財産」(所有者は国)と位置づけられて、宮内庁が管理している。見学には、事前に宮内庁京都事務所に、郵送・直接申請あるいはインターネットを通じて申し込んで許可を得る必要がある。また18歳未満の者の見学はできない。

施設 [編集]

下御茶屋 [編集]
池泉観賞式庭園で、門・塀以外の建物と柿葺(こけらぶき)の屋根を乗せた簡素な建物である。水墨の襖絵は後水尾上皇時代のものではなく、江戸後期の絵師・岸駒(がんく)および岡本豊彦の筆になる。寿月観前庭の飛び石や、庭に立つ袖石灯篭も有名である。

中御茶屋 [編集]
後水尾上皇の第8皇女・光子(てるこ)内親王のために1668年(寛文8年)造営された朱宮(あけのみや)御所が前身である。朱宮御所は上皇の死後、林丘寺(りんきゅうじ)という寺に改められていた。1885年(明治18年)、楽只軒(らくしけん)と客殿を含む、林丘寺境内の約半分が宮内省に返還され、修学院離宮の一部となった。なお、林丘寺は門跡尼寺として今も存続している。楽只軒は前述の朱宮御所の一部で、1668年(寛文8年)頃の造営である。書院造の客殿は、1677年(延宝5年)造営された東福門院(後水尾天皇女御、徳川2代将軍秀忠娘)の女院御所の奥対面所を移築したものである。客殿一ノ間の霞棚は、桂離宮の桂棚、醍醐寺三宝院の醍醐棚とともに「天下三棚」の一として知られる。

上御茶屋 [編集]
巨大な人工池の浴龍池(よくりゅうち)と大刈込を中心とした壮大な庭園である。

御幸門から石段を上った離宮内の最高所に隣雲亭が建つ。ここまで登ると、急に展望が開け、眼下に浴龍池、遠方に借景の山々を望む壮大な風景が広がる。隣雲亭は1824年(文政7年)の再建で、展望を目的とした、装飾のほとんどない簡素な建物で、床(とこ)・棚も設けていない。内部は6畳の一ノ間、3畳の二ノ間と6畳間3室からなる。一ノ間北東の板張りの縁は「洗詩台」と呼ばれている。軒下の三和土(たたき)には赤と黒の小石が埋め込まれ「一二三石(ひふみいし)」と呼ばれている浴龍池には中島、万松塢(ばんしょうう)、三保ヶ島という3つの島があり、土橋、楓橋、中国風の千歳橋の3つの橋が架かる。中島には窮邃亭(きゅうすいてい)が建つ。窮邃亭は修学院離宮において創建当時のまま残る唯一の建築で、三間四方、柿葺(こけらぶき)、宝形造(ほうぎょうづくり)。内部は18畳1室である。

2009年03月01日

影の大王の手下で経歴不詳

魔導士オーカス
声:神谷浩史
アニメのみの登場人物。影の大王の手下で経歴不詳の謎の青年。リーフ達の抹殺のため送り込まれた。美形で目はよどんでいる。冷酷な性格で得意技としている炎で相手が燃えている所を見ると「よ~く見ているんだよ…」と言いながら冷笑を浮かべる事も。無表情で感情を表に出さず、冷淡。オーカスの炎は呪文とともに発動し、分身を作り出すことも可能。最後にはリーフを抹殺しようとするが、逆にリーフの機転により洞窟の中へ埋もれて敗北した。後に生きていたことが判明しリーフ達が潜むルーカスの馬車を待ち伏せし襲撃する。スカールに重症を負わせリーフ達を崖まで追い詰めるもジャスミンが身に付けていたトーラ族のお守りの力で魔法を封じられ最後には身に付けていたナイフでリーフとの一騎打ちに挑むも敗れ去る。死の間際に元は人間だったことを告白し、リーフ達に人間の元々の汚さと影の大王の強大さを告げ息絶えた。
いましめの谷の番人
声:谷口節
4頭のペットを従え、いましめの谷でダイヤモンドを守る番人。宝石を求めてやってきた者達の王への信頼を断ち切らせるためエンドン王を名乗るが、実は影の大王に利用されて欲に目が眩んだファーディープの成れの果てだった。記憶を失ったジョーカーも一度会っており、彼もその企み通り王への信頼を完全に失ってしまった。DS版では最初から「エンドン」と名乗っている。

デルトラクエストからの主要人物
ジャード(Jarred)
声:中村秀利 / (幼少時代)松本さち
リーフの父。エンドン国王の臣下であり親友。父親はオルトン国王を守り命を落とした。幼い頃、プランディンの正体とベルトの秘密に気付き、即位して間もないエンドンにその事を進言したが聞き入れられず、城を追放されてしまった。影の大王襲来の際には城に舞い戻ってエンドンとシャーンの命を守り抜き、二人を鍛冶屋に匿って遠方への脱出を促した。
現在のジャードの正体はエンドン国王。ベルトの宝石が奪われた後追っ手の目を欺くため、エンドン国王夫妻とジャード夫妻は入れ替わった。最終決戦では自身も影の大王相手に戦うが、致命傷を負って国をリーフ達に託して生涯を終える。
アンナ(Anna)
声:雪野五月
鍛冶屋クリアンの孫で、リーフの母。
彼女もまたシャーンと入れ替わっており、本当の彼女はジャードと共に沈黙の森に移り住んでいたが、憲兵団に連れ去られ、影の王国で死亡した。
ジョーカー(Doom)
声:森田順平
謎の男。レジスタンスのリーダー。原語のDoomは「運命」という意味。その昔、怪物ブラールと影の王国の競技場で戦わされ怪我をしたあと競技場から脱出。その後追っ手と戦い、半死半生の状態で逃げていたが「羽根休めの林」の洞穴で暮らすジョーカーという名の男に助けられた。自分を庇い、死に至ったジョーカーの名を借りて無念を晴らすべく影の王国に対して復讐を誓う。競技場で戦う以前の記憶を喪失しており、怒りと憎しみを支えにして生きている。
実はエンドンの替え玉として旅立ったジャード本人であり、ジャスミンの父親。しかし、当初は上記の通りその事を忘れ、影の大王の策略でエンドンを国を見捨てた男として憎み、レジスタンスを組織した。後に記憶を取り戻し、戦後は城でシャーンの補佐をしている。
デイン(Dain)
声:斎賀みつき
レジスタンスに所属している少年。農場主の息子で、デル族の父、トーラ族の母を持つ。家が強盗(アニメでは影の憲兵団)に襲われ、両親は連れ去られたが、デインはジョーカーに救われる。両親は依然行方不明である。ちなみに、アニメ49話からはOPでの登場がなくなっている。(EDは健在)
実は影の大王の手下でAオル。リーフやジャード達が信頼できる人格で欺いていた。本当は両親もおらず、実はトーラ族でもない、精巧なオルである。自分を王の後継だと誤認したリーフからまんまとベルトを奪う事に成功する。戦闘能力も他のオルより強大で、身体を鋼の如き武器として変化させる事も可能である。リーフをギリギリまで追い詰めるがファローの挑発に乗らされた隙にリーフにベルトを巻きつけられてその聖力で大ダメージを受け、その直後に心臓部分を刺されて滅び去った。
マナス(Manus)
声:間島淳司
ララド族の青年。笛を吹くのが得意である。青い顔にトサカのようにたったオレンジっぽい髪をしている。鰓が張っているのが特徴。テーガンの子供であるジニとジッドに奴隷として捕らえられ、扱き使われていたが、後に脱走。しかし今度は憲兵団に捕らえられ連行されそうになる。だがリーフ達に助けられ、その後ジニとジッドに殺されそうになった一行を救い、嘆きの湖にリーフ達を案内を務めるも今度はソルディーンに身柄を要求されそうになる。最初はテーガンの呪いで喋れなかったが、呪いが解けると喋れるようになった。後にララド族の代表として、敵も知らない城の仕掛けを利用してリーフ達をサポートしている。
ナニオン(Nanion)
声:近藤孝行
ドール族の長。テーガンの呪いでソルディーンに姿を変えられたが、リーフ達がテーガンを倒したことにより呪いが解け、元の姿に戻った。アニメでは、リーフ達のデル城突入作戦において戦士の一人として参戦している。
エセナ(Ethena)
ナニオンの妻。呪いで嘆きの岩に姿を変えられた。テーガン死亡後、ナニオン同様元の姿に戻った。
トム(Tom)
声:堀内賢雄
旅行用品店「トムの店」の経営者。根っからの商人であり、誰の味方もしない中立主義者である(とは言え、本心的にはレジスタンス寄り)。レジスタンスと関わりがある。
ティラ (Tira)
声:中島沙樹
チュルナイの街の住人の1人で、空色の瞳をした少女。給仕係をしている。ネズヌクを信奉しているが、リーフ達に出会い、彼らの脱走の手助けをした。
果樹園の老婆
声:堀絢子
ネズミの街からリスメアに行く途中にある果樹園を経営している老婆。ルーカスとスカールの母。彼女が経営する果樹園から生産されるアップルドリンクはリスメアの名物になっている。
フェルディナンド
声:チョー
「鳥と勝負」という賭け事を主催していた男。DS版では登場しない。
オーエン(Orwen)
声:坂口候一
リスメア競技大会に出場していた大男。本選ではジャスミンと対戦するが劣勢のジョアンナを庇い失格。DS版では名無しであるものの、彼とジョアンナを匂わせる夫妻が登場している。
ジョアンナ(Joanna)
声:伊東みやこ
赤毛で、オーエンの妻。オーエンと共に競技大会に出場していた。本選でグロックに敗れる。
ネリダ(Neridah)
声:釘宮理恵
裕福な家庭で育った運動選手。リスメア競技大会の予選では相手を軽く一蹴し、本選ではリーフを騙して勝ち残るも、睡眠薬の仕込まれたアップルドリンクを飲み棄権。大会後、影の憲兵団に拘束されるが、ジョーカーに救出されレジスタンスの一員となる。ずる賢い性格でありダイヤモンドを盗み出すが、不正を嫌うダイヤモンドの魔力が発動し、小川で足を滑らせ頭部を強打し溺死する。アニメでは、一時期リーフに恋心を抱いていたが、ジャスミンには毛嫌いをされ嫉妬をかってしまった。ダイヤモンドを盗んだことによりオーカスに連れ去られるものの、リーフ達が撃退した。最後にはリーフ達に仲間入りを拒否され宝石を渡した後、ジャスミンの金をお礼に貰ったと言って取り、どこかへと去った。影の大王が滅んだ後は、リーフを王宮につれて帰るために礼儀正しい態度(後にジャスミンにだけは本性をあらわす)でリーフ達の前に現れて、まだ帰れないリーフを知ると一緒に旅をした。二人組みの盗賊にさらわれるが、その盗賊を利用したりもした。が、失敗し、盗賊に愛想をつかされて人質にされる。その時に崖から転落しかけたところをジャスミンに助けられる。その後はお城の生活は窮屈だと言ってリーフの事を諦め、またしてもジャスミンの金を取って去っていった。DS版では登場しない。
マザー・ブライトリー(Mother Brightly)
声:橘U子
リスメア競技大会公認宿「チャンピオン」の女将。影の大王とつながりがあり、試合に勝ち残った者を影の王国の競技場に強制送還することを手助けしている。アニメでは影の大王撤退後は金貸しに身をやつしていた。
グロック(Glock)
声:立木文彦
気性は荒いが非常に力持ちで、数少ないジャリス族の男。弟がリスメア競技大会に参加し、類いまれな力で相手を圧倒する。背は高く体格は良く、頑丈な筋肉を持っている。ジャスミンからパイと疑われていたが、後に和解し、ジャリス族の代表となる。
プリン(Prin)
声:間宮くるみ
伝説の動物キンの子供。
ファ・グリン(Fa-Glin)
声:中博史
小人族の長。キンの毛皮を羽織っている。仲間の命を守るためゲリックに従っていたが、ゲリック撃破後は、帰還してきたキンを受け入れる決意をする。
グラ・ソン(Gla-Thon)
声:三宅華也
小人族の女性。強気な性格で常に弓を所持しており、戦闘の時には弓を駆使して戦う。ゲリックの支配に疑問を抱き、その呪縛を解き放ったリーフ達を認め、後にグノメ族の代表として参戦する。
リ・ナン(Ri-Nan)
声:三戸耕三
小人族の男。原作ではゲリックに殺されてしまうが、アニメではプリンに助けられる。DS版では登場しない。
ジンクス(Jinks)
声:中村大樹
元デル城の曲芸師。縞模様の毛糸帽をかぶり、鳥の羽をあしらって束ねた銀髪を腰までたらしている。噂好きで嫉妬深く、根性曲がり。DS版では登場しない。
ルーカス(Steven)
声:堀川仁
平原族。行商店を開いており、薄黒い肌に金髪で体格のいい男。基本的に温厚でいい人。スカールとは体を共有している。何かとオルにちなんだ歌を歌う。後半ではレジスタンスやリーフ達の足となり、彼等を国の各地に運んでいた。平原族の代表として参戦する。
スカール(Nevets)
平原族。ルーカスの兄。普段はルーカスの体内にいる。ルーカスのピンチには体から出てきて助ける。戦闘はかなり強い。しかし、当初は暴れだすと見境がなくなるため、その存在を危険視されていたが、アニメでは平原族の宝石であるオパールを持つリーフを仲間として認め、襲い掛かってきたオーカスに命を懸けて戦いを挑んだ。
しましまロッキー(Lockie the Stripe)
声:園部好徳
小太りの男で、縞々のシャツを着ている。リバー・クイーン号で手回しオルガンを弾く。
ナック(Nak)
声:雪野五月
トル川に出没する盗賊。赤毛で大柄の女。怖いもの知らずだが、ジョーカーだけは恐れている。DS版では彼女をはじめ、名のある盗賊(フィン、ミルン含む)は全て登場しない。
フィン(Finn)
声:渋谷茂
トル川に出没する盗賊。リーフからデルトラのベルトを奪うも、知らぬ間にポリパンに取り返される。
ミルン(Milne)
声:こぶしのぶゆき
トル川に出没する盗賊。デインをさらい、影の憲兵団との取引を提案する。しかし、ナックに咎められて逆上し、リーフ達と共に魔物の洞窟に放り込まれる。リーフらと行動を共にするが、恐怖に怯えて一人で突っ走り、グルーに襲われて死亡。
ゼアン(Zeean)
声:一城みゆ希
トーラ族の長たる女性で非常に高い魔力を持っている。戒めの谷の呪いが解けたため、戻ってきたトーラ族を率いていた。かつて王を裏切った事を後悔しており、その過ちを償うため、トーラ族の代表として参戦する。
ファーディープ(Fardeep)
声:谷口節
ゲーム好きのメア族の老人。盗賊のリスメア襲撃で家族を失った「宿屋チャンピオン」の元経営者。怒りを顕にして谷に逃げ込んだところを影の大王に付け込まれ、谷の番人としてダイヤモンドを守ることになる。後に改心し、メア族の代表として参戦するも、元から老体で特に能力も持たないため、同行するに留まっている。
ジャック
DS版オリジナルキャラクター。グランドファームを経営している。ちなみにトムの兄であるジャックとは別人。
ドタキャン ターム みゅすか オプテ オースト ヌクレ バコマ ソプラ シャン ライナ オオボ チョン ネコン ブロス ロード おおだま バリア チャーム ヤブコウジ シアター 風模様 フェニック ジェット サーチ群青 トウバ マルア コンバレー サンベ ジャンパ アパチャー フィジカ キュリー スカンジ シガー タワナ マンガ グーイ デュオ トリレ ラジアン ピーチ パール チーム ビースト オシロ エリトリア トラッ トデー 樹やしき リュウノヒゲ

モキート
DS版オリジナルキャラクター。自分の館に来訪者を招いては遊興三昧の軽薄な美男子。
ミキータ
DS版オリジナルキャラクター。モキートに仕えるメイド。

2009年02月11日

アダルトゲームと表現の規制

日本国内でアダルトゲームと呼ばれる、成人向けに性的描写を含むゲームソフトなどのコンピュータ・ソフトウェア(コンピューターゲームの一種)の製造と流通・販売に関する、様々な団体・個人が発した、あるいはマスメディア上で報じられた意見・事象を収集してある。また、表現の自主規制についても解説している。

なおこれらの意見には、一部に感情論的な側面が含まれ、他方では明確な論拠を持たない、ないし意図的に誤解を誘うようにされているものすら見られる。これらには、過去の犯罪行為に対して忌避感を抱く側の拒絶反応または嫌悪感や、あるいは制作者の利害関係、ないし愛好者の規制に対する危機感が、密接に関連していると言えよう。
ション トリソウ コホシュ 砂漠 スタディ イライン リセッセ シミュレ タリオ ドライシ アカネス 晴レルヤ グレープフ イナル タラップ クォーラム ウンセケ ブルート シュガ オートク しむか かんげん ボール 海辺の扉 ブィク バック ミディア 蛍の光 スクリュ 天喜人気 チーズ セラピー ゴリラ コレク ブックパカ テクタイト スローピン サンダー タータン ガイドヒヒ シトリン プリ マップ テークオフ シュビル クイヤン バンド トピック SEOタウンテニス シーディー

またマイナーカルチャーないしサブカルチャーの常として、これを包括的に研究する社会学や心理学、あるいは犯罪学の研究者も稀であり、この議論に明確な正解を提示できる者は、現在の所として見られない。このため、規制の賛成派と反対派の議論は、ほぼ双方の平行線に終わっており、現状に於いて決着がつかないのが実情である。加えて双方の話し合いの場すら、一部のインターネット上のコミュニティを除けば、皆無といえるような状況である。

他方では、社会的圧力から販売禁止による損害を恐れるゲーム制作企業(メーカー)が、様々な迂回策や自主規制を行う傾向も見られる。このメーカーサイドの事情や状況は、アダルトゲームないし残酷ゲームなどを含む、広義での成人向けゲームの項も参照されたし。

歴史
2005年現在において、日本では同年2月には45本発売されるなど(PC Angel2005年5月号による)多数のアダルトゲームが発売されている。『ナイトライフ』(光栄マイコンシステム 1982年)が始祖とされるこれらのゲームには、業界共通の性的描写に関するガイドラインは存在せず、性的描写は各企業の裁量に任されていた。

なお、ナイトライフ自体はどちらかと言うと「夫婦生活をサポートする」ためのユーティリティ的なソフトウェアであり、直接的な性的興奮を目的としたコンピュータゲームではなかった。しかし同作品のヒット以降、着実に性的興奮を目的としたコンピュータゲームが、当時表現力が次第に向上した8ビットパソコン向けに盛んに販売されるようになった。
この辺りの市場動向はアダルトゲームの項を参照されたし。
これら成人指定の性的描写を含むコンピュータゲームの多くは、個人でもソフトウェア開発環境を揃え易いパーソナルコンピュータ向けの作品となっており、当初の市場はマニア・おたく向けの微々としたものであった。このため一般からは特殊な再生媒体によるポルノ作品としてのみ扱われ、1980年代末までのこれらゲームに対する一般の販売店での扱いは極めて無頓着なもので、販売店によっては商品であるこれらソフトウェアのパッケージは「店の入り口からでも見えるような位置」に堂々と陳列されていたり、中高生ですらこれを購入する事になんら制限は見られなかったほどである。社会一般での認知度も「ほぼ無視ないし無名」といった状態であった。

しかし以下に述べる事件の発生が教育関係者や保護者に問題提起のきっかけとなり、その後の関連事象では、特殊な市場(→ニッチ市場)によって形成されていったマニアックな内容も手伝い、様々な所で拒絶や嫌悪感を被っている傾向すら見られる。

規制に絡む事象・事例
1991年、中学生が成人向けゲームを万引きしたことにより、成人向けゲームへの非難が高まり、製作会社の社長が京都府警に逮捕される事件が起きた。のちに沙織事件と呼ばれるものである。国会にも取り上げられたこともあり、業界全体に事態を重大に捉える動きが生まれた。
1992年には、業界団体の社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)が18禁シ-ルを作成し、希望する企業への販売を開始した。一方、『電脳学園』(ガイナックス 1989年)が宮崎県における青少年の健全な育成に関する条例に基づき有害図書指定される。
沙織事件や宮崎県での有害指定をうけ、自主規制団体の必要性が叫ばれるようになり、1992年10月に自主規制団体のコンピュータソフトウェア倫理機構が設立された。

1996年には『子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議』がストックホルムで開催された。この会議で日本人によるアジアでの児童買春と、日本国内で大量につくられる児童ポルノに対して非難が起きる。これに対して日本は法整備、取り締まりの強化を表明した。
これらでは当時の日本に於いておたく向けの商業作品群に、所謂「アニメ風の女の子(→萌え絵)」を使っての性的興奮を煽る事を目的とした物が多く見られ、市場もそれら作品の傾向に寛容であった事も、同規制による議論の対象に挙げられている。特にアダルトゲームと呼ばれるコンピュータゲームでは、かなりの比率をこの「アニメ風女の子」を使った作品が占めている。
1999年は超党派の国会議員によって『児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案』が提出され、成立した。法案段階では『児童ポルノ』の範疇に「絵」が含まれていたことから、業界筋やユーザー筋でも大きな論争になっている。成立した段階では『絵』は対象外になったが、3年後に見直しを行うことを明記した。
2005年4月には、野田聖子の呼びかけにより、『少女アダルトアニメ及び同シミュレーションゲームの製造・販売に関する勉強会』が行われたが、この勉強会自体は大きな話題になることはなかった。
2006年4月10日に日本テレビはNNN NewsリアルタイムおよびNNNきょうの出来事において、「アニメやインターネットに溢れる性や暴力に関する情報が、子供を標的にした事件に結びついている可能性がある」として警察庁が新たな規制に動き出した事を報道した。この報道内容について、視聴者から「偏った報道である」等の反論が寄せられた(詳細は「規制を前提にした報道とそれへの反論」の節にて後述)。
2008年に入り、国会では児童ポルノの規制強化を目的として、性表現色の濃い漫画・アニメ・ゲームといったフィクション作品の単純所持をも規制対象に含める改正案を検討し始めた(詳細は「漫画・アニメ・ゲームの単純所持規制改正案」の節にて後述)。

規制を前提にした報道とそれへの反論

報道内容
2006年4月10日に行われた警察庁の「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」第1回会合と同日に、日本テレビ「NNN Newsリアルタイム」の全国向け放送枠で行われた報道は、「女性記者が見た"アキバ" "性と暴力"表現を規制検討」と題され、成人向けアニメやアダルトゲームの愛好者があたかも性犯罪者になりやすいかの様な表現が用いられた。番組中で流された取材VTRでは、日本テレビ社会部の女性記者に男性向けアダルトゲームを体験させるという報道手法が用いられた。また、ナレーションで「多くのアダルトゲームは中学生や高校生の少女に性的な乱暴を加える内容である」という主旨の説明が加えられた。

また、女性記者は「小学生くらいの子が主人公になっている。気持ちが悪くなる感じがする。」という主旨のコメントをした。ナレーターはゲームを体験する女性記者について、「みるみる歪む女性記者の表情」と説明した。

更に女性記者は、AMI (非政府組織)の構成員が作成した成人向け同人誌を取り上げ、「小学生の女児が成人男性にいたずらされる内容」という主旨の説明をした。

日本テレビは、現行の児童ポルノ禁止法では、現実の少女が被害に遭っていないアニメ・ゲームなどが対象外になっている事を、「野放し状態だ」と説明した。更に取材VTRでは、「アダルトゲーム愛好歴10年」と称する男性への匿名インタビューを行い、男性は「自分はゲームと現実を区別できるが、事件を起こす人は出来ていないのではないかと…」という主旨のコメントをした。取材VTRはそれに続けて北海道・東京連続少女監禁事件や奈良小1女児殺害事件、高崎小1女児殺害事件を実例として挙げ、「こうしたアニメなどの影響」と断言した。

更に日本テレビは、「その為に警察庁が子供を性の対象にしたアニメなどの法的規制を検討している」と報道した。これは「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」の事を指している。そして、日本テレビは「どのような形で規制するべきなのか幅広い議論が求められている」と、VTRを締めくくった。同内容の取材VTRが「NNNきょうの出来事」でも放送された。

Newsリアルタイムでは、VTRに出演した女性記者が「殆どのユーザーは、現実とゲームの区別が付いているが、一部の者は、『理解のある女性が現れたらこの様な性的遊戯を試してみたい』と考えており、こういうソフトが犯罪の助長に繋がっている」という主旨のコメントをスタジオで行い、司会者が「紙一重なんでしょうね」と答えた。また、ゲストで後に同年10月からのNNNきょうの出来事の後継番組NEWS ZEROの司会者となる村尾信尚は、「私はこうした規制は強化するべきだと思います。社会や国が『ダメだ』というメッセージを出すべき。反論はあるかもしれないが真剣に議論するべき。」という主旨のコメントを行った。

報道への反論
こうした日本テレビの報道について、放送の翌日と4月13日付けで、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「番組委員会」及び「放送と青少年に関する委員会」に視聴者からの抗議が寄せられた[1][2]。

BPOは抗議の内容を下記の様に要約した。

番組委員会まとめ(意見を抜粋した上で概要として要約しているので、意見を寄せた者の年齢・性別・人数は公表されていない)

近年の児童への犯罪の原因がアダルトゲームであるかのような誘発的な報道である。軽々しい断定に疑問を感じた。(特記事項として要約)
放送と青少年に関する委員会まとめ(「同様意見」として括られた意見が文面通りなのか、意見を寄せた者の年齢や性別も同様なのかは公表されていない)

「美少女ゲームの愛好者は犯罪者になりやすい」というのは、記者やコメンテータの私的意見に過ぎない。あたかもオタクとは犯罪者の事であるかの様に根拠無く決め付けている。日本テレビは以前にも「フィギュアを集めている人は犯罪者になりやすい」という報道を行って抗議を受けたのに反省していない。(17歳男性より)(同様意見11件)
オタクは全て犯罪者だと決め付けている。女性記者に男性向けアダルトゲームを体験させる様な報道手法は、女性記者に対するひどいセクハラ行為ではないのか? 未成年には販売されない成人向けソフトについて、未成年が多く視聴している時間帯のニュースで放送するのは問題である。(28歳女性より)(同様意見2件)
資料や統計も出さず、「始めに結論ありき」といった内容である。この様なメディアが存在しなかった昭和30年代が性犯罪のピークであった事に触れていない。平等性を欠いており、表現の自由等の基本的人権を奪う危険がある。マスメディアによるレッテル貼りや差別に繋がる恐れがある。(18歳男性より)(同様意見4件)
また抗議の中の、

日本テレビは以前にも「フィギュアを集めている人は犯罪者になりやすい」という報道を行って抗議を受けたのに反省していない。
という指摘は、2004年に発生した高崎小1女児殺害事件に関連して、日本テレビの報道番組「真相報道 バンキシャ!」が、同事件や類似する性犯罪とフィギュアを結び付ける論評を行ったことを指している(→フィギュア萌え族)。

同事件については、公判の報道も含め、他のメディアの報道も総合して言える事は、犯人が何らかの人形を収集していた事である。人形の種類に関する言及や記述はメディアによって異なっている。しかし同事件発生直後の「真相報道 バンキシャ!」は、「スーパードルフィー」という人形をメーカーに断り無く取り上げて事件と関連付けた。この取材VTRにおいて、番組スタッフは買い付けてきた新品の人形への衣装の着せ付けや関節の動作を実演した。番組はその映像にあたかも製品と事件には関連があるかのようなナレーションを付けて放送した。このため人形のメーカーや愛好者から「製品に対して誤解を招く」などの抗議を受け、番組側は翌週の放送で訂正を行った。

上記の指摘は、日本テレビがその時の反省を全く活かしていないという主旨のものである。

漫画・アニメ・ゲームの単純所持規制改正案
2008年に入り、国会では児童ポルノの規制強化を目的として、性表現色の濃い漫画・アニメ・ゲームといったフィクション作品の単純所持をも規制対象に含める改正案を検討し始めた。しかし、以下に記すような矛盾・齟齬などが生じることから反対意見が大多数を占め、今後の議論が注目されるところである。

性意識に歯止めが利かなくなり、実際の性犯罪に発展する危険性が極めて高いとする意見。(ただしこの主張は、客観的データによる裏付けは薄い。未成年女性を対象にした性犯罪の立件件数は、近年に限れば社会全体が混乱していた戦後直後が最も多く、時代が下るにつれて減少している)
14歳で母親となる少女を扱ったドラマ『14才の母』や、兄妹間の恋愛から近親相姦を彷彿とさせるなどあたかも近親相姦を美化した内容と評価されかねないドラマ『僕は妹に恋をする』など、実在の人間を使って作られた三次元創作物は許容されている一方で、絵を用いて作られる二次元創作物のみが規制されるというのはおかしいのではないか、とする意見。
そもそも、これら創作物の表現形式を規制するのは、憲法第21条(表現の自由)および憲法第19条(思想・良心の自由)に反するという意見。(ただしわいせつ物頒布罪に抵触するものは、刑法175条を典拠として摘発されることがあるが、モザイク処理のしてあるものは法律上のわいせつ物には含まれない)
合法である時代に合法手段で購入した物品まで規制対象に含めるならば、法律が施行されると同時に莫大な数の人間が立件対象になる(ゆえに法律の施行は事実上不可能である)、とする意見。
同じく、現時点で存在している物品まで規制対象にするのであれば、国側は強引な法案を施行するのであるから当該作品を責任を持って買い取るなど、一定の『処分手当』を払うべきだとする意見。
いざ立件し、逮捕・起訴・裁判となった際でも、作品の作り手側が『登場人物の年齢はすべて20歳・または21歳以上である』などと主張した場合、検察側はそれを何らかの形で立証しなければならない。しかし二次元創作物 = 実在し得ない人物であることから、当事者である登場人物を出廷させるのは事実上不可能なことであり、よって証拠としての立証をするのはとうてい無理な話である。それでも、判事が証拠として認めた場合は、作中に登場するあらゆる設定を法的に認めることになり、社会性といった点で矛盾した裁判に為らざるを得ないとする意見。
(ウイルスなどを用いて)インターネットなどを経由させ、社会的に抹殺したい相手に規制対象となる動画・画像・写真などを一方的に送りつけた上で、しかる後に警察に匿名で通報すれば、送られた側は気が付かないうちにそれらの作品を所持していたことにされ、犯罪者に仕立てあげられた挙句に逮捕されてしまうのではないか、とする意見。
成人漫画家・アニメーター・ゲームクリエーターといった『人物絵を描くことを生業とする人たち』の絵画的表現を束縛し、最終的には彼らを失業させることに繋がるとする意見。
など。

これに対し、国会では「被疑者となる人物・被害者となる人物が共に存在しない」という意見が強かったことから、規制改正案は見送られた。

事件とバッシング
業界の発達に伴い歩みは遅いものの、規制は強化され続けている。一方、児童が犠牲者となる事件が報道されると、大谷昭宏のフィギュア萌え族(仮)発言のように、事件の遠因にゲームなどの、特殊な市場性を持つ商品群の存在があり、それら商品の販売はより厳しく規制すべきだとする主張がある。

過去には、「おたく」と目された男性の起こした事件により、同男性が愛好していたアニメ作品や、外見的特長の類似するおたく青少年へのバッシングに発展したケースもある。

近年では、事件を起こした犯人ないし容疑者個人の性格異常よりも、そのステレオタイプに合致するおたく層全体の共通した異常性としたがる傾向がマスメディアにも普遍的に見られる。この辺りは普遍的おたく層が、しばしば一般的価値観に興味を示さず、常識的でない行動を見せる事にも関連するが、この非常識さをもって一部では「反社会的な事も、平気でしてしまうのではないか?」とする類推を招く結果となっている。

この萌え市場などに関連する社会問題や社会的バッシングの背景に関しては、おたくの項も参照されたし。
また他にも、直接的にコンピュータゲーム全体をバッシングするゲーム脳等の説も近年では発表されており、ゲームに傾倒して勉強が疎かになりはしないかと心配する就学児童の保護者を中心に支持者を増やすといった現象も見られ、副次的に同種ゲームの存在や内容も、愛好者以外の人が知る所となってきている。

特に比較的新しいメディアでもあるコンピュータゲームは、その市場性の拡大や表現力強化にも伴って、より多くの議論を招いており、また萌え市場が経済界にも巨大市場と認識されるに従って、必然的にこの性的描写を含むゲーム類にもメディアや世間一般の注目が集まっており、殊更ポルノ作品やそれらの商品を扱う地域の性風俗産業を問題視する向きにも、同ゲームの存在が認識されるに至っている。

規制強化を求める考え
規制強化を求める側の主張として、これらのゲームが流通することで児童誘拐事件などの凶悪犯罪が発生する可能性がある為、被害防止のために規制するべきという考え方がある。

また、内容的に犯罪行為(→強姦)を扱うゲームがしばしば発表されている部分にも絡み、これらゲームの消費者の嗜好や、製作側の諸事情で用いられている所謂「アニメ風の女の子」の絵(→萌え絵)が、可愛らしさや女の子らしさを強調しようとした結果、その映像面で幼児・児童として認識され得る辺りにも関連して、同種作品への拒否感を強め、規制案への支持に及んでいる傾向が見られる。

誘発性
NPO法人ジュベネイル・ガイドは「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシュミレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定請求」のなかで、「そしてこのようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずの中に心を破壊され、人間性を失っています。このような商品の販売は青少年にとっても極めて危険です。既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が現実に起きてしまっています。」と述べゲームと誘拐事件に関連があるとしている。

また、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の制定にも力を尽くしたNGO・ECPAT/ストップ子ども買春の会の共同代表者はアダルトゲーム情報誌「P-mate」(毎日コミュニケーションズ/当時)2003年1月号において「子供を性的虐待の対象として表現した児童ポルノは子供をそういう対象として使用していいんだという意識を一般化したり助長することにもなりますので、そうした表現は実在の子供を対象としたものに限定することなく禁止すべきだと考えています」と述べている。

この論調に関しては、環境犯罪誘因説の項も参照されたし。

仮想的な人権論
これらの主張の他にも、架空のキャラクターにも人権が存在する為、陵辱されるようなゲームは許されないとする意見もある。元NPO法人[1]カスパルの代表者は朝日新聞のインタビュー(2005年1月10日)で「絵で描かれていても、少女たちの人権を侵していることには違いありません。」と述べている。

この辺りは、ゲームによって提供される仮想内の出来事ながら、半ば作品提供側の意図したストーリーで犯罪行為を追体験するような物への風当たりが強く、また人間社会では各々の個人が持つ人権が同等の物であるように、ゲーム内に構築された仮想世界では、ユーザーの操作する主人公と、陵辱される側のキャラクターは本質的に同等の「仮想的人権」を有しているであろう…という視点も成立する。

2009年01月24日

ガンダムMk-IIがティターンズのジェリド・メサ


こどまり バーベキュー スターライト ハンバ むぎわら ヘデラ スクエア レポレート タチアオイ かささ あとがま レムリア 紙飛行 モノカイ サフル サウジ ラノオ ダクション かしはら デコラ フルス レべリング クンツ フェライト かぶとが ピンチ ナビユタ わらび野 コロポ リパー ライセ あねご トーテム 世界一周 しゃな ロコモー シュー ファーム てごろ ンソウ ドライ リード オミット ドルチェ イズム セッティ スイート ハジサー つきほと 桃一郎
『機動戦士Ζガンダム』作品中では主人公カミーユ・ビダンの乗機として活躍し、第21話以降の物語後半の主役機をつとめる。 彼がそれまで搭乗していたガンダムMk-IIがティターンズのジェリド・メサとマウアー・ファラオのガブスレイの前に小破された際、ウェイブライダー(WR)形態で登場、アポリーの操縦で初めて実戦投入されこれを撃退する。小説版ではガブスレイ撃退後、カミーユの目の前でMS形態に変形し、アポリーが地球から帰ってきたカミーユへの挨拶としてカメラアイを光らせるというアクションがある。 これ以後はカミーユがメインパイロットとなり、エゥーゴの主力としてグリプス戦役を戦い抜いた。 劇中ではMS形態とWR形態を巧みに使い分け、キリマンジャロ降下作戦ではWR形態で百式を載せて大気圏に突入している。

物語終盤では、ニュータイプ能力は最高と原作者の監督の富野由悠季に評されるカミーユのニュータイプ能力とバイオセンサーが共鳴しビームサーベルを巨大化、ビーム兵器を弾くオーラを機体に纏い、敵機であるハンブラビの索敵モニターに干渉しレーダー混乱させている。最終的には死者の思念を取り込み無限に性能を拡大させ、シロッコのジ・Oを不可思議な力によって制御不能にしオーラを纏ったWR形態で死者の思念と共に体当たりするなどの、スペックでは実現できない超常的な能力を発揮した。 劇場版では、発射寸前のコロニーレーザー内での乱戦の中ではビームサーベルを投げ、回転するサーベル本体の部分にビームライフルを撃つ(当てる)ことでビームを拡散させる「ビーム・コンフューズ」という技を使い、キュベレイのファンネルをまとめて打ち落とす場面が追加されている。

以下の結果がグリプス戦役でのΖガンダムの最終状態となる。

TV版
ジ・Oに体当たりをして撃破。Ζガンダムには大した破損は無かったが、パイロットであるカミーユの精神崩壊により行動不能となったところを、ファのメタスに発見されて共にアーガマに帰還する。
小説版
ライフルを持った腕が付け根からジ・Oに切り落とされた後、ジ・OをΖから発現したバリアーで跳ね飛ばして、ジ・Oはコロニーレーザーで一瞬にして消滅。その後カミーユを守ろうとしたロザミアのサイコガンダムIIとゲーツのバウンド・ドックの相討ちを目にしてカミーユは崩壊。その際からコクピットのハッチが開けっ放しになっていて、ファのメタスに発見された際はカミーユのバイザーは開いたままになっていた。
劇場版
ジ・Oに体当たりをして撃破。カミーユが精神世界から戻ってくるのとリンクするようにWR形態からMS形態へとシールド、フライングアーマーを離脱させながらゆっくり変形[3]。ファのメタスが回収の為に接近し、無事アーガマに帰還している。

機動戦士ガンダムΖΖ
『機動戦士ガンダムΖΖ』ではTV版『機動戦士Ζガンダム』から繋がる形で物語序盤の主役機をつとめ、第一次ネオ・ジオン抗争に投入されガンダム・チームの一角を担う。メール・シュトローム作戦後、本機は修理もままならない状態でアーガマに置かれていた。同艦がシャングリラに寄港した際、ジャンク屋を営むジュドー・アーシタとその仲間達がこの機体に目をつけ、盗んで売り払う為に侵入、ジュドーは成り行きから本機に搭乗する。この際、彼は初めてとは思えぬ操縦でΖガンダムを動かし、ティターンズの残党ヤザン・ゲーブルを撃退する。彼らはその後アーガマの乗員となり、ジュドーは本機のメインパイロットとなる。ジャンク屋の元締めであるゲモン・バジャックが搭乗するゲゼと対戦した際にはボクシングの構えをとり、パンチの連打を繰り出すといった肉弾戦も披露している。 搭乗者を得たΖガンダムは再び同艦の主力として活躍、アクシズの巡洋艦エンドラのモビルスーツ隊の襲撃を幾度も退ける。しかし、新鋭機ハンマ・ハンマの猛攻によって頭部を破壊され、本機は一時戦線から離脱する(この戦闘の直後、ジュドーは新鋭機ΖΖガンダムを受領、そのまま同機に搭乗する)。また、ジュドーの友人イーノ・アッバーブが彼の危機を救う為に、本機に急遽ザクIIの頭部を取り付けた状態で出撃したこともあった。これはあくまで応急措置であり、各インターフェイスも満足に機能しなかったが、イーノはガザC部隊を相手に善戦している。尚、このザクヘッドタイプのΖガンダムは「Ζザク」と呼称される(イーノの命名)。

その後、修復を終えたΖガンダムはアーガマの志願兵ルー・ルカの乗機として戦線に復帰する。しかし、アーガマの地球降下作戦時には再びジュドーが搭乗、戦闘中に誤って大気圏に突入してしまったエルピー・プルのキュベレイMk-IIと共に大気圏を突破している。地上での行動時にも、Ζガンダムのウェイブライダーは、ΖΖガンダムのGフォートレスよりも小回りが利くため、ジュドーはΖガンダムに搭乗する場面があり、カミーユに劣らぬ活躍を見せる。

第一次ネオ・ジオン抗争終盤、アクシズへと突入した際にクィン・マンサの攻撃を受け、同機のオールレンジ攻撃の前に機体は沈黙するが、駆けつけたフルアーマーΖΖガンダムによって窮地を脱する。アクシズ陥落の際、搭乗者を失いコクピットを開放したクィン・マンサを破壊するが、Ζガンダムはこの戦闘で中破し、放棄されてしまう(パイロットのルーはΖΖガンダムによって救出され、無事に帰還している)。

尚、本機のその後については不明であるが、戦後直ぐに地球連邦軍が回収し修復されるも、ニュータイプの反乱を恐れた高官により他のガンダム・タイプと同様、秘匿された事が公式関連本等に多数記載されている。

ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ
『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』では3号機として、白地にピンクのカラーリングの機体が登場する。軍上層部の思惑で、地球に降下したシャトルの回収任務に当たった際の1度きりの出撃だったとされていて、その際のパイロットは「カラバ兵士」となっているが声は古谷徹が担当している。公式には断定[4]されていないが、古谷自身はこのキャラクターを「アムロとして演じた」事を明らかにしている。機体のマーキングもどこか「アムロ」を連想させるものである(Ζプラスやνガンダムに書かれている、アムロのパーソナルマークに似たマーキングがある)。ちなみに本作の物語構成には富野由悠季も参加しているため、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』と同じく準公式のガンダム作品としての捉え方もできる。

GUNDAM EVOLVE ../9
一方でこの「カラバ兵士」とΖガンダムは映像作品『GUNDAM EVOLVE ../9』にも登場し、「ホワイト・ユニコーン」および「ホワイト・ゼータ」なるコードネームが与えられている。安彦良和によって新たに描かれた「ホワイト・ユニコーン」の容貌はアムロ・レイのそれに酷似しており、より暗示の色を強めている。

機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のノベライズ版『機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー』では第一次ネオ・ジオン抗争終結後、本機は回収されるものの、連邦軍によって百式と共に秘匿されている事が語られている。

ムック本
アンオフィシャルのムック本ではあるが『マスターピース ゼータ・ガンダム』では、Ζプラスなどの量産機や似た機体のパーツを用いてレストアされたルー・ルカ機がリ・ガズィの完成披露式典に特別展示された様子が収められている。本ムックは宇宙世紀0100年代にサイド6で出版されたΖガンダムに関する特集本という設定となっている。また『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイムジャーナル』にも宇宙世紀0100年を記念した式典に特別に改修(レストア)されたΖガンダムとメタスがデモンストレーション飛行を行った事が記されている。ヴィジュアルブック『ガンダムMSグラフィカ』では『GUNDAM EVOLVE ../9』の後日談的内容として、宇宙世紀0097年の特別任務に際して用意されたΖガンダム(アナハイム社建造によるコピーあるいはレプリカであった模様)に前述の「ジョニー」がフリーランスの傭兵「ライトニング」として搭乗した。この機体はカミーユ機にほぼ準じた外装となっているが、新造された大型コンフォーマルタンクシステムを追加装備しているのが特徴である。

『機動戦士ガンダムF91』ではサイド4のロイ・ユング戦争博物館に1/1レプリカが陳列されているのが設定資料において確認できる。さらに非公式なものではあるが、書籍『GUNDAM WEAPONS マスターグレードモデル"Ζガンダム"編』には、戦後半世紀を経てジャンクの山から発見されたΖガンダムの残骸(各種実験のテストベッドとして酷使された後、連邦軍により破棄されたもの)を民間の手で変形・飛行可能なまでに再生する物語『FLYING 51年ぶりの飛翔』が収められている。

また、一瞬だが『機動武闘伝Gガンダム』の終盤、デビルガンダムの迎撃の為出撃した大量のガンダムの中に ガンダムF91等とともに凱旋する本機が確認できる。 (詳しくは下記のプラモデルの項目を参照)。

設定の変遷
TV版ではカミーユ・ビダンがアーガマのコンピューターを借り、半ば個人的な趣味でガンダムMk-IIとリックディアスのデータに独自の装甲(フライングアーマー)を付けたして設計したプロットが存在し、それがΖガンダムの開発に大きく寄与した事を伺わせる描写がある(カミーユがこのデータを作っていた時点で、既に彼により「ゼータガンダム」の名がつけられていた)。「1/100 マスターグレード (MG) ゼータガンダム」などの劇場版『機動戦士Ζガンダム』が公開されるまでに発売されたプラモデル組み立て説明書に記載されている機体解説では、「カミーユ・ビダンの基本設計のプロットの協力の基で開発された。」との解説がある。本編終了後に展開されたZ-MSVでは、かねてから進行していた可変MS開発計画と、プロトタイプの機体(後述するプロトΖガンダム)がカミーユ案とは別に存在したという設定が新たに加えられ、そこにガンダムMk-IIから得られたフレーム機構の技術とカミーユの案を組み込む形でΖガンダムの完成形へと結実したという解釈へと変わっていった。

後に公開された劇場版ではカミーユがデータを作成していたという一連のシーンが割愛されており、特にそのような経緯があったという訳でもなくなっている。Ζガンダムが劇中にて初登場した2作目の公開と並んで発売された「1/100 MG Ζガンダムver.2.0」説明書の機体解説には、劇場版の内容に合わせてかカミーユの設計案については殆ど触れていない。白石琴似の漫画『機動戦士ΖガンダムII- 恋人たち-』ではカミーユの専用機として作られたとしている。

メカニカルデザイン
一般に、Ζガンダムはいわゆる「ガンダム顔」と似てはいるがやや異なる「ゼータ顔」と呼ばれる顔や、白を基調としたトリコロールカラーではなく青を基調としたそれであることなど、他の「ガンダム」の名を持つ機体とは一線を画している。

Ζガンダムをはじめとし、変形というギミックを取り入れたMSが多数本編中に登場する背景としては、『超時空要塞マクロス』や『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』などに関連した変形ロボット玩具の商業的成功をうけてのものだった。

TVシリーズ開始時はガンダムMK-IIが主役級MSとして登場し、番組名を冠した真の主役であるΖガンダムの本編登場は中盤の第21話以降となっている。本放送当時はそれまで正式なΖガンダムのデザインは公開が伏せられていた。

元々当番組のデザインについては大河原邦男や永野護、藤田一己といった複数のデザイナーが参加していたが、番組名を冠する新型ガンダムのデザインにはプロデューサーによって数十名のデザイナーにオファーがなされ、最終的にメインデザイナーである藤田一己によってクリンナップが行われた(ちなみに、頭部アンテナがたたまれるアイデアは漫画家の近藤和久の、フライングアーマーが回転して胸の下に入り込むアイデアは大河原邦男によるものである)。

採用されなかったデザインも相当あり、それらは『機動戦士ガンダム MS大辞典』などのムックに一部が掲載されている。採用されなかったデザインは百式やサイコガンダムなどに流用されている。

初期OP映像中で登場するΖガンダムのシルエットは永野護の準備稿を仮採用して描かれている為、実際のΖガンダムのように頭部に4本の角がない。この永野案のΖガンダムは百式の下地にもなったデザインと言う事もあり、どちらかといえばΖガンダムより百式の頭部に近いものとなっている。

なお、Ζガンダムの決定稿デザインが伏せられていた段階でも、実はその名称と変形するという設定のみが事前情報として公開されており、関連雑誌であるコミックボンボン、模型情報などでは、これに関連して読者が考案したオリジナルのΖガンダムデザインを公募するというキャンペーンが実施された。ここで優勝したデザインは本編には登場しないものの(後年の『機動戦士ガンダムSEED』のような本編での採用を前提としたデザインコンペではなく、あくまでもプロモーションの一環である)、ボンボン掲載の漫画『プラモ狂四郎』に「オリジナルゼータガンダム」として登場を果たした。

プラモデル
変形が複雑であるのは単に変形させるのに時間がかかるだけではなく、玩具として立体化する際の制約にもなった。バンダイが『機動戦士Ζガンダム』放映当時に発売したΖガンダムのプラモデル4種(1/220、1/144、1/100、1/60)のうち、変形させられるのが1種(1/100)のみであり、加えてプロポーションもMS時・ウェイブライダー時ともに難点のある物だったことからも伺える(より大スケールの1/60が非変形なのはプロポーションを重視したため)。後に発売された「1/144 HG(ハイグレード) ゼータガンダム」のキットでも、変形に際してのパーツ強度の問題から「ウェイブシューター」と呼ばれる独自の形態を採用、Ζプラスとほぼ同様の変形方法になっている。

1996年発売のガンプラの「1/100 マスターグレード ゼータガンダム」では完全な変形を実現したが、やはり関節部の保持に問題があり、後に発売された「1/60 PG(パーフェクトグレード) ゼータガンダム」ではそれを踏まえた関節部分の保持の強化が行われている。また、「1/144 ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー ゼータガンダム」では、MS形態の上半身を丸ごと差し替えることでこの問題をパスしている。2005年12月に発売された「1/100 マスターグレード ゼータガンダム ver2.0」では、最新技術を用いた新構造により、より高い完成度でウェイブライダー形態を実現したが、それにより組み立てが初心者には難しい上級者向けのモデルとなっている。

また、2007年の3月に限定販売で「1/100 マスターグレード Ζガンダム3号機」が発売された。これはΖガンダムver.2.0の成型色を変更し、専用のカラーリングシールを追加した物である。

因みに、この作品より登場した可変MSという概念は、同時期に放送され大好評を博した『トランスフォーマー』と、1982年に放映されたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』に登場した航空機からロボットに変形するバルキリーの影響によるところが大きい(実際にバンダイから「バルキリーのように変形するガンダム」を要望されている)。またこの後のガンダムシリーズにおいても、Ζガンダム同様に航空機型に変形するガンダムタイプMSが登場している。

元祖!SDガンダムシリーズでは2頭身ながら変形が可能であったが、その為に頭を取り外さなければならない欠点を持っており、コミック化された際は頻繁にネタにされていた。

2009年01月17日

ルシタニアの将軍で伯爵

ルシタニアの将軍で伯爵。60歳に近い老人。一人の人間としては尊敬に値する人物(ギスカール談)。聖マヌエル城の守備を任されるが、元々はルシタニア国立図書館の館長で、武将というよりは文官に向いていた。エステルの祖父とは旧知であり、彼女の後見役を引き受ける。突然の遭遇戦の際に判断が遅れ、聖マヌエル城へのパルス軍の侵入を許してしまう。落城の際、塔から飛び降りて自殺する。
クレマンス

[第1部]
ルシタニアの将軍。赤ひげの偉丈夫。まじめで信心深く、同じイアルダボート教徒に対しては親切で公正で気前が良く「正義の人クレマンス」と呼ばれたが、異教徒には徹底して残忍。チャスーム城の守備を任され、一時はパルス軍に対して攻勢に出る。しかし、ナルサスの詭計に嵌り、ダリューンによって討ち取られた。
プレージアン

ビレッジ ジュレーター ララバイ 幸せの鳥 モノライン ギンヌン オプシン レンズ じゅん ナッパ トマト データ リデュース ピンサロ ブッフェ ニング エンド ちゃうす デンド ドライブ クロマ レトロ シロホン タンタン オーダ キットキ メソポ オフデ スイス デシベル ノニ チョコ ムルデ ジャバ オパール ソワニ カノン カキラン ニズム ロード フィード シュルント ミードテ リニアック たてあな ランナ バギナ パイント ドスキン ヨーデル

[第1部]
ルシタニアの将軍。伯爵。サルハード平原の戦いで右翼の増援部隊の指揮を任される。猪突猛進な戦い振りで、一時はパルス軍を押し返すが、突如現れたアルスラーン率いるパルス軍によって逆撃にあい、ダリューンによって討ち取られる。
ペデラウス

[第1部]
ルシタニアの有力な将軍で騎士団長。伯爵。味方に対しても残虐な性格で、異教徒に対しては残酷さを自慢するほど。エクバターナにて怪死する(魔道師の仕業)。ボダンは報復に異教徒1万人を火刑にせよと主張し、占領政策に腐心するギスカールと対立する。
ルトルド

[第1部]
ルシタニアの貴族。侯爵。乗馬に黄金の鎖甲を着せ、自らも宝石や装飾品が多数付いた軍装をしていた。イスファーンによって自慢の甲ごと槍で突かれ戦死。ダイラム地方に侵攻したルトルド侯爵とは同名の別人か?
オルガス

[第1部]
ルシタニアの宮廷書記官。ギスカールの元で実務の処理にあたる。第二次アトロパテネ会戦にてダリューンによって捕らえられ、ギスカール捕縛の原因となる。

主な騎士など
エステル・デ・ラ・ファーノ(エトワール)

[第1部]
アルスラーンと同年齢の少女。14歳。男装してエトワールと名乗り、騎士見習としてバルカシオン伯の下に従軍する。熱心なイアルダボート信者である。唯一アルスラーンに対等に接するキャラである。他のルシタニア人と同じように、異教徒であるパルスの人間に対しては憎悪を抱いてもいたが、アルスラーンと行動を共にするようになって考えを改めるようになる。
[第2部]
大戦後、帰郷して女騎士(セノーラ)の叙勲を受ける。17歳。ギスカールにルシタニアに戻ってもらうようにマルヤムまで直訴しに行くが、逆にギスカールの罠にはまって、パルス経由でルシタニアに戻ることになる。赤い僧院(ルージ・キリセ)の町でルトルド公爵を連れて帰ろうと言い出すが、彼の暴走によって脚に重傷を負う。
紆余曲折を経てアルスラーンとの再会を果たすが、傷が悪化して瀕死の状態にあり、ドン・リカルドらの今後をアルスラーンにゆだね、彼に看取られながら短い一生を終えた。死亡時には19歳。
オラベリア

[第1部]
ルシタニアの騎士。ギスカールの指示で銀仮面卿を追跡してデマヴァント山へ向かったが、地震に巻き込まれてドン・リカルドら同行者を悉く失う。
[第2部]
マルヤム国王ギスカールの下で大臣に匹敵する信任を受けている。使者としてミスルへ向かい、パリザードを拾う。イラクリオンにてルシタニア本国からの陳情団に帯同していた、旧友ドン・リカルドに再会する。
ブラマンテ

[第1部]
ルシタニアの騎士。第二次アトロパテネ会戦でメルレインに討たれる。
オルガノ

[第1部]
ルシタニアの高名な騎士。クバードの剛槍で討ち取られる。
ジャコモ

[第1部]
ルシタニアの高名な騎士オルガノの弟。クバードの剛槍で討ち取られる。
モンテセッコ

[第1部]
ルシタニアの騎士。第二次アトロパテネ会戦でジムサに討たれる。
ゴンザガ

[第1部]
ルシタニアの貴族。男爵。
フォーラ

[第1部]
ルシタニアの騎士。ゴンザガ男爵の弟。
デ・モーラ

[第2部]
ルシタニアの老騎士。マルヤム国王となったギスカールへの陳情団の団長。エステルの祖父の友人。道中に病に倒れ死去。

その他
ベラスコ

[第2部]
デ・モーラの死後に、マルヤム国王となったギスカールへの陳情団の団長になった。

シンドゥラ

主な王族
ラジェンドラ二世

[第1部]
シンドゥラ国王カリカーラの庶子で、異母兄ガーデーヴィと王位をめぐり争っていた王子。25歳。その後本人曰く「ほんのちょっと」だけ(実際は9割以上)アルスラーン率いるパルス軍に手助けしてもらい王位に就く。難事においては躊躇無く厚かましい態度でアルスラーンへ泣きつくくせに、都合が悪くなると裏切ることもいとわない利己主義者。ただ、その策謀がことごとくナルサスに見抜かれていたので大事に至らずにすんでいる。それでいてアルスラーンの事を「我が心の友」と呼ぶ厚顔ぶりのため、パルス陣営ではアルスラーン以外に彼に好意的な人物はいない。が、害意を抱かせるほど極端に憎まれているわけでもない。
[第2部]
大陸公路周辺諸国の中で、もっとも手のひらを返すことに長けているといわれる抜け目のない国王(ラージャ)。28歳。国王としては水準以上の名君で、軍事・内政・外政にも相応の有能さを兼ねており、ナルサスも認めているほど。民政にも心を配っており、陽気で気さくな人為から、家臣民衆の支持も高い。弱い民衆に対しては決して騙したり裏切ったりしておらず、悪評高い抜け目無さについても、実は彼なりの信念がある様子。むろん内政面での名君ぶりは他国者としては知った事ではなく、相変わらずパルスの武将には人望が無く、借金を返さずさらに借金を申し込む人のことを「ラジェンドラ三世」と呼びはじめる武将もいる。